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Keio challenger 2009

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前代未聞!

ダブルスの準決勝、T.YANG・C.YI組 対 S.KADIR・S.SADECKY組の試合中、前代未聞の出来ごとがありましたびっくり汗
試合はT.YANG・C.YI組が7-6(4),6-4で勝利致しました。


(T.YANG・C.YI組)


事件は2ndセット5-4 , 40-30 T.YANG・C.YI組のマッチポイントで起こりました。

YANG選手が1stサーブをフォルトし、KADIR選手がそのフォルトしたボールを打ち返したところガットが切れてしまいました。

KADIR選手は自分のベンチ方向に走り出し、誰もが新しいラケットに交換するんだな、

と思った次の瞬間!!、、、

なんとKADIR選手は前衛のSADECKY選手とラケットを交換したのですビックリマークビックリマーク

つまり、前衛のSADECKY選手はガットが切れたラケットを持ったままプレーを再開することとなったのです。
KADIR選手はSADECKY選手のラケットを持ち、そのままリターンの構えに入り、2ndサーブをリターンダッシュし、鋭いボレーを決めポイントを奪取しました。

結局、40-40のノーアドバンテージでポイントを落とし、敗れてしまいましたが私たちの目の前で起きた一瞬の出来ごとは衝撃的でした。


本来1stサーブのフォルトを打ち返し、ガットが切れてしまった場合、新しいラケットを自分のベンチまで取りに行き、また相手の1stサーブからプレーが再開します。
しかしS.KADIR・S.SADECKY組は相手にどうしても2ndサーブを打たせたかったので、このような行動に出たのだと思います。

勝利への執念が顕著に表れた貴重な瞬間を見ることができました!!


(左が S.KADIR選手、右がS.SADECKY選手)
投稿者 keiochallenger 18:39 | コメント(0)| トラックバック(0)
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